大好きな君へ

「おかーさーん!いってきまーす!!」

「いってらっしゃーい!」

「あれ?おねえちゃん、今日はやくない?」

「うん。ちょっと、友達と話す約束でね。」

「美羽?!あんた、早すぎ!あたしだって、まだでてないのに。」

「実夏が遅いの!」

「だから、その呼び方やめて?せめてお姉ちゃんにしてよ!」

「んじゃあねーーー!」

「きいてないし・・・。」

「あたしも行くね!あ、今日亮太とデートだから、ごはんいらなーい&遅くなる!!」

「はーい!」

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「ふー。」

と、わたしは息を整える。

「ごめん。美羽遅くなった!!」

「ううん。あたしも今来たーー!」

「なら、よかった!」
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