大好きな君へ

ふと、外をみて、ドアを開けると

ザァーーーーーー

雨かよ。

傘持ってないし・・・。

どうしよう。

とダウンになっていたとき声がした。

「栗田?」

振り向くと、清水くんがたっていた。

「おまえ、傘ないの?」

「あ、うん。」

「入れてあげるよ。」

「え?」

「早く帰んないと風邪ひくし。」

「え、いいよ。」

「いいって。」

「で、でも。」

そしたら・・・。清水くんがてを引っ張って傘の中に入れた。

「あ、ありがとう。」

「べつに。お前の家どこ?」

「え?送ってってくれるの?」

「うん。まあ、もう暗いし女の子だから風邪ひいたらなんか、ほっとけないし。」

「え??」
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