大好きな君へ

はーあ、さつき・・・いいなあ。もう

ラブラブじゃん。あたしも・・・くっつきたいな。

にしても、実紅相合傘なんて。

なんてドラマのようなシチュエーション。

そんな、実紅のことを考えているとあっという間に

二時間目終了。

「きりーつ!礼。」

「ありがとうございました。」

「そういえばさ、実紅って清水くんのケー番とかもってたっけ?」

「うん、まあ一応。」

「え?いつもらったの?」

「いつって言われましても・・・。」

「だから、いつ??」

「うーんと・・・おととしぐらい?」

「同クラだったの?」

「うん。」

「そんときの、友達は??」

「えっと、弥生。森崎ね。」

「ふーん。」

「なんで?どうして?」

「いや?べつに。」

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