大好きな君へ
「あかね!さつき!」
さ「どうしたの?そんなあわてて。」
あ「いつの間にかいなくなるし。」
「ごめんごめん。ちょっと三組に行ってた。」
あ「なんで?」
「実紅は?」
さ「委員会に行ったよ」
「あ、なら大丈夫だ。」
あ「はあ!?何言ってんの?美羽。」
「あのね、話があるんだけど・・・。」
さ「なーに?」
「うーんとね・・・・・。」
わたしは、あかねとさつきにあの出来事を伝えた。
あ「ほ、ほんと?」
「うん。そうらしい。」
さ「誰から聞いたの?」
「うーんと森崎さんと田沼さんと木倉さん。」
あ「森崎って・・・あの?」
「うん。怖かったけど、がんばった。」
さ「え、じゃあ、今告ったら、つきあえんじゃん?」
「うん。そうなんだけど・・・・。」
あ「なに?問題でもあるの?」
「うん。それがさ・・・実紅告ったせいでトラウマとかになってないかなぁって思って。」
さ「実際、そうなの?」
あ「うん。聞いたほうがいんじゃない?」
「うん。じゃあ聞いてみる。」