大好きな君へ
時は過ぎ、8:00。
「ねぇ実紅、相談って・・・・。」
み「あ、あのねあたししゅ・・・いや清水くんに告ろうと思うんだけど・・・。」
「え?そうなの?」
み「うん。でも自信なくて・・・・。」
「大丈夫だよ。」
み「実はね、あたし一回清水くんに告ったんだ。」
「そ、そうなんだ。」
やっぱ・・・本当のことだったんだ。
み「そんとき、しゅう・・・じゃなくて清水くんには好きな人がいてね・・・。」
「実紅・・・しゅう・・・でいいよ。」
み「ごめん。でもつらいから・・・。振られちゃってね。」
「もう一回告ってみて・・・だめだったら・・・。」
み「んーー・・・・。」
今なら・・・大丈夫・・・なんだけどなぁー
「あたしさ、田沼さんと木倉さんに聞いちゃったんだけど。」
み「なにを?」
「実紅の過去。」
み「そうなんだ。」
言わないほうが・・・いいかな?
清水くんも実紅が好きだということ。
「もう一回・・・もう一回頑張りな。」
み「んーーー、頑張ってみようかな?」
「いつ?」
み「月曜日?」
「いいじゃん!応援しとくよ。」
み「ありがとう。なんか、すっきりした!」
「そっか。告っちゃうか・・・。」
み「美羽も告ったら?」
「そうしよっかな・・・なんてね。」