◆昨日よりもキミが好き◆番外編☆
体をビクッとさせて
潤んだ瞳で俺を見つめる。
そして俺は
当然のごとく止められない。
「キスしよっか?」
あの時教室でしたように
俺が誘うと
「しっしない!//」
相変わらずな返事をする心芽。
「しないっつってもするぜ。」
今や強気の俺は抵抗する心芽をガッチリ掴む。
「ちょっ、//ちょっと頼!!//こんなとこで皆にみられるよっ。//」
「お前が騒がなきゃいんじゃね?」
フッと余裕の笑みで
人差し指を心芽の唇にそっとあてる。
「ダッ//ダメっ...っん...//!!」
心芽の言葉を最後まで聞かず、
俺は心芽を甘い世界に追い込んだ。