ラブジェネレーション
中学時代
雨の日・・・

「大翔の弱虫。あははは。」





ひろくんは、

身長は小さくて、

かっこいいというよりか可愛いルックスで

よくいじめられてた。



「ちょっとやめてよ!!」

あたしはいつもひろくんを助けていた。



「うわぁ出たぞ。お母さんの桜庭だ!!」



「言っとくけど、ヒロ君は、大きくなったら、

すごく有名なトップ俳優になるんだから。」



いじめてた奴が子役で有名だったから、

つい言った一言。


「この顔で!?俳優!?なれるわけないから。」



別に本気じゃなかった。



だけど、なれるわけないって言われて

あたしがむきになってしまった。



「なれるわよ。ひろくんに泣きついてもしらないから。」





あたしはひろくんに同意を求めるように、

口パクでねっと言った。











ひろくんは恐る恐る小さくうなずいた。






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