ラブジェネレーション

あたしはひろくんの彼女じゃないし。

「結衣♪」

バッ!!!

あたしは後ろから抱きつかれた。

「ひゃ!?もう…玲!!」

振り向かなくても…

こんなことするのは玲しかいない。

「ち…バレたか。」


玲はあたしから離れて横に並んだ。


「バレるも何も…

玲くらいしかいきなり抱きついたり来たりしないから。」



玲はなんだか不機嫌そうにあたしを見た。



「なんか怒ってる?」


玲はぷいっと横を向くと…

「別に」

完全に不機嫌だぁー…

なんで!?

そんなにバレるのが嫌なの?

ってかあれでバレない方がすごいでしょ。
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