キセキ
叶わない恋だった。

いくら気持ちを伝えても尽くしても、友達の枠を越えることはなかった。
女の子に恋をするのは"間違ったこと"だと再認識させられた。

今から思えばなんて狭い世界に生きてたのかって笑えるけど、当時思春期真っ盛りの私はまさにどん底だった。

これからも叶わない恋を続けていくのかって、とてつもない不安感を味わっていた。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop