あまちょこ!!





ゴホンッ

といって何かを広げる。



「この空を見上げて貴方を思う。空は貴方そのものだから…
「だぁめぇぇぇぇ!!」




つい叫んでしまった…


なんで…

なんで…



「なんで持ってるんですか…その、あ、あたしの…詩集…!!」





そう、



あれは紛れもなく自作の詩、というか歌詞?のノートであった…




「なんでってー落ちてたんだもーん」





落ちてた…?





あたしあんな大事な物…(あ、あたしには大事な物です)おとしたっ…け?







「…てのは嘘でさっきとっちゃったぁ☆」





とっちゃったぁ☆って…

☆って何よ。
☆って…






「か、返して下さい!」




「やだぴぃ」






なんだ
この憎らしい性格は…





あの優しい峰樹先輩は
どこいった…


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