大好きなんだ・・・
 あたし達は近くの徒歩1分の公園にいる。




 「・・・」




 「・・・」





 ない!会話がない!!





 そのまま3分くらいたって、沈黙をやぶいたのは勇斗。助かった。このまま何も喋んなかったら大変だよ。





 「なぁ、あのさぁ、幼馴染だからって笑わないで聞いてほしいんだけど」





 「な、何?笑わないよ??」





 「俺さぁ、好きな人できたんだ」



           ズキッ



 い・・・痛い。胸が張り裂けて壊れそうなくらい痛い。




 
 「・・・で、その好きな人なんだけど・・・」





  ヤメテ・・・キキタクナイヨ・・・・ヤメテ・・・








 「実は・・・・」
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