大好きなんだ・・・

　「腐れ縁だと思ってきたほうが多かったよ」




　「ひどっ！」




　「でも、今は運命だと思ってる」



　
　「俺たちが出会えたのも神様がくれた運命の贈り物だったのかもな」




　「おっ、勇斗にしてはカッコいいこと言ってる～」




　「うっせぇ！・・・なぁ、亜梨紗」





　「うん？」






　「ずっと一緒にいような？」






　「もちろん！





　勇斗は強く手を握って言った。



　「亜梨紗・・・好きだよ」




　だからあたしもそれに応えるようにつよく握って言った。





　「あたしも、勇斗のこと・・・大好きなんだ・・・」








　［ＥＮＤ］