カゼタチヌ!
プロローグ
桜風清陵学院。


エスカレータ式の女子校。


みんな、名だたるお嬢様。



私、新藤 歌南(しんどう かなみ)はニセモノ。


小等部五年の時に、父が事業に失敗して、失踪した。母は入院中。

私の身元引受人は一応、叔父。普通のサラリーマン。


私は寮生。所属は風花寮。


何故、通い続けられているか?は…

特待生、だから通い続けてられる訳。
スポーツ特待じゃなくて、成績優秀の特待。


えぇ、努力してます。

じゃないと、居続けられませんから。


特待制度には感謝してます。


一年間ずっと学年成績が1番をキープすれば、次年度は『優良成績特待生』。

一回でも2番以下に下がるとダメ。ただし5番以上をキープしたら『奨学生』にはなれる。

奨学金は卒業後に借金作るだけ。超高額学費を一般人が返していく事は到底ムリだもの。


それが努力してる理由。




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