16才の初恋
『ねぇ。隼人君さ、あたし何歳に見えるかな?』
え!?いきなり?
でもお店で店員として働いてる訳だし、20はいってるだろうな。
「21とかっ?」
『…やっぱりっ。』
やっぱり?って何?
『隼人君て、16才だよね?』
「はい。そーですが?」
『あのね、あたし隼人君と同じ歳なんだよね。確かにショップ店員だけどそれはあたしのお姉ちゃんが店長だからなんだ。』
「……ええっ!?マジ?」
じゃあタメでいいんだ。
『うん。だから敬語じゃなくていいし、林さんって言わなくていい。』
「あっ!わかったよ♪」
喜んでいいのかな?
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