16才の初恋
結局僕はその人を少し眺めて合コン会場に来た。




『隼人君ってカッコイイよねぇ!彼氏いるのぉ?』




「いないよ。」








頭からあの子が離れない。





目はクリクリの二重で、髪はサラサラ、少しブラウンの色。
小柄だけど細くて小顔だった…





また見たいな………。





『んもぉ!竜平くぅーん。隼人君ぼーっとしてるんだけどぉ!』





『おっ!わかった!俺フォローしてやるから待ってて?』







僕は竜平に手をとられてトイレに連れて行かれた。






『なんでぼーっとしてんの?Love探すんでしょ?Loveを!』






Love……見つけたかも。
あのショップの女の子…





これはLove……だよな?









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