青空 -そら- への手紙 ~私の愛する人へ~
ドキドキするのと同時にズキンと痛む私の心。


全力で『高成さんが好き』だって、『離れたくない』って、


心がそう言っているの――?


「華奈子……。」


ちゅ


唇を重なることも増えた。


でも、重なるだけ。


そっと、優しく触れるだけの唇。
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