青空 -そら- への手紙 ~私の愛する人へ~
十八才

春 悲劇

「う、そ……でしょう?」


震えが止まらない。
からだ
身体の震えも声の震えも。


「ねぇ、嘘ですよね!?」


問い掛けても、貴方は何も言わない、答えない。


「答えて……。」


「本、当、だよ。」


ーーーー…………っ!!!!


「いや、 だ…。
ーーーーっ!!いやあ!!」
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