青空 -そら- への手紙 ~私の愛する人へ~
行っ、ちゃっ、た……。


―――――――――


私は走って家に帰り、すぐに布団に俯せになった。


「ふっ。ぅっ。


ふ、ぅっ、ぁ。
ぅぁ、ぁ。」


声を押し殺そうとしても、涙と一緒に零れてくる。


高成さん、


貴方の存在は、私にとって大き過ぎる………。
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