PsychoCabala〜第7の男〜
暫く黙った後、
帯斗は話だした。



「佳代先輩にした事。


あれは、
お払い見たいな物かなぁ。



この際だから
教えてあげるけど、
お払いや徐霊などと
呼ばれている類いの物は、
科学的に証明できる物なんですよ。


ただ、
それを『してしいる本人』も
『されている本人も』、
気付いていないだけです。


近い将来もっと科学が進歩すれば、
佳代先輩に僕がした事も
すぐ証明出来るでしょう。


今僕が言えるのは、



『君達にはまだ早すぎる』



ですかね。」



帯斗は水谷を見て笑った。

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