PsychoCabala〜第7の男〜
「来るぞ!」



エージェントの一人が叫んだ。



二人がメイン扉を中にゆっくりと入って来る。



その後ろで
侵入阻止を試みるエージェント達を紙敷きの彼が片手で
紙くずの様になぎ倒しす。


星野の目的は
エースの隠し部屋にある
『三種の神器』奪取にあった。



『うるさい蝿だ。』



星野は柳沼学園で手に入れた女生徒の体で更にPC本部の奥へと入って行った。



その後には血の旋律が奏でられ紙敷きの体は
相手からの返り血で元の色が分からない位
赤く染まっていた。



本部内の戦闘エージェント達はその惨劇に
身動きが取れ無くなっており
目の前を優雅に過ぎて行く
『初めての敵』に
成す術もなかった。



・・・・。



「だめか・・。」



その中の一人のエージェントが呟いた。



その時、二人の前に一人の
『オフィシャルエージェント』が立ちはざかった。



彼は若干14才にして
『3』のナンバーを与えられ、天才の異名を持つ


『孔命』と言う少年だった。



「みなさん。僕が出ます。
・・・離れて下さい。」



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