PsychoCabala〜第7の男〜
帯斗はその後、学校の屋上に居た。
「はい。たぶん。ええ。」
電話の相手は、先ほどの着信音の相手だった。
帯斗はあの
『音のしない着信音』
を黒い連絡と呼んでる。
この着信音からは決まった相手からしか掛かってこないからだ。
性格には相手と言うよりも
『組織』
と言った方が正しいのだが
今、帯斗が話しているこの組織こそ、
帯斗の属している
『PC』と呼ばれる
『ある血筋』と
『ある才能』
を持つ者だけが介入する集団なのである。
電話の相手に向かって帯斗は面倒くさそうに
「はい。わかりました。
近い内に本部に行きます。
会長にも、そう言っておいてください。」
と小声で話すと、携帯を切った。
「はい。たぶん。ええ。」
電話の相手は、先ほどの着信音の相手だった。
帯斗はあの
『音のしない着信音』
を黒い連絡と呼んでる。
この着信音からは決まった相手からしか掛かってこないからだ。
性格には相手と言うよりも
『組織』
と言った方が正しいのだが
今、帯斗が話しているこの組織こそ、
帯斗の属している
『PC』と呼ばれる
『ある血筋』と
『ある才能』
を持つ者だけが介入する集団なのである。
電話の相手に向かって帯斗は面倒くさそうに
「はい。わかりました。
近い内に本部に行きます。
会長にも、そう言っておいてください。」
と小声で話すと、携帯を切った。