PsychoCabala〜第7の男〜
次の日。



佳代は何時も通勤に使っているバスを待っていた。



バス停には朝から顔を会わせる
お馴染みのメンバーが並んでいた。



あっ。
あのお姉さん今日の服装ハデだわ。



佳代は誰一人として話しをした事は無いが



毎朝顔を会わせていると嫌でも
服装の違いやら
髪型などをチェックしてしまう。



私もそんな風に見られているのかしら・・・。



佳代は下を向き、
自分の服装を見直した。



その時。



突然、あの激痛が頭を襲う。



「くっ・・・。」



思わず声がでてしまう程の痛さだった。


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