PsychoCabala〜第7の男〜
「私・・・自分でもどうしたらいいか
・・・わかりません。

エミさんや、みんなの為に何かしたいけど。

あの惨劇は、私には辛すぎる・・・。」



佳代は夏生に正直な気持ちを話した。



「そっか。

僕達、PCは君に今後の事を強制したりしないよ。

良く考えて、普通の生活にもどるか、

僕らと一緒に戦うか、決めればいい。

ただ・・・。


普通の生活に戻っても、君の身の危険は変わらない。

それどころか、リスクが増すだろうね。

奴等も君の事を狙っている。」



・・・。



佳代は夏生が言うことも理解できていた。

しかし、目の前で人が死んでいくのを二度と見たくない。



そう思っていたのだ。



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