PsychoCabala〜第7の男〜
暫くの沈黙の後、イナッチは帯斗について話し出した。
「あいつは今、本部の研究室に隔離してある。
一琵との闘いで、帯斗は一度『心停止』を起こした。
なのに、あいつは絶対安静の中、
エミとハルの目を盗んで行方不明になっていやがった。
言い訳はこうだ、
『水泳をしていました。』
そんな、バカな事をほざいたんで
俺が一発、思い切りぶっ飛ばしてやった。」
イナッチの話に正太が吹き出した。
「さすが、イナッチさんの
一番弟子。
帯斗。元気なんですね。」
「さあな・・・。
元気かどうかは分からん。
一琵から喰らった、オーラの波動。
そんな簡単に回復するもんじゃねぇ。
俺が、柳沼に隠れていたあいつを本部に呼び出してからは、
ベットの上で意識を無くしてる。
エミの話じゃ、体の『氣』の流れがうまくコントロール出来て無いらしい。
本来なら、『立ってるのもやっと』だとよ。
今のあいつは使えん。
戦力外だ。」
イナッチは天井を見上げて呆れるように呟いた。
「あいつは今、本部の研究室に隔離してある。
一琵との闘いで、帯斗は一度『心停止』を起こした。
なのに、あいつは絶対安静の中、
エミとハルの目を盗んで行方不明になっていやがった。
言い訳はこうだ、
『水泳をしていました。』
そんな、バカな事をほざいたんで
俺が一発、思い切りぶっ飛ばしてやった。」
イナッチの話に正太が吹き出した。
「さすが、イナッチさんの
一番弟子。
帯斗。元気なんですね。」
「さあな・・・。
元気かどうかは分からん。
一琵から喰らった、オーラの波動。
そんな簡単に回復するもんじゃねぇ。
俺が、柳沼に隠れていたあいつを本部に呼び出してからは、
ベットの上で意識を無くしてる。
エミの話じゃ、体の『氣』の流れがうまくコントロール出来て無いらしい。
本来なら、『立ってるのもやっと』だとよ。
今のあいつは使えん。
戦力外だ。」
イナッチは天井を見上げて呆れるように呟いた。