PsychoCabala〜第7の男〜
「でも、その暗黒なんたらと、
今回の事件となんの関係があるのよ。」



リカは一生懸命質問した。


「ここからが、本当に独り言。」



リカと霧子はうなずいた。



「人の体って言うのは脳からの指令を
微弱な電気信号で伝達してる。


もしも、
暗黒物質が人の体をすり抜ける時、
人間の細胞核にぶつかり、

通常有り得ない電気信号が勝手に
体に流れ出したとしたらどうなる?」



リカは一生懸命考えた。



考えて、



答えた。



「自分の意思とは関係なく
体が勝手に動く?」



その答えに帯斗は微笑み
リカに指を出してこう言った。



「リカ。正解。」


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