PsychoCabala〜第7の男〜
黙り込む水谷を尻目に

しばらくして、有田が話だした。



「水谷。お前を、本捜査から外す。」



?!!



水谷は驚いた。



「なぜですか!
PCを探れとおっしゃったのは
副長官じゃありませんか!」



水谷の必死の抗議も無視し有田は続けて話した。



「これからのお前の行動に
当局は一切関与しない。

今からお前のする事は
全てお前の独断でする事だ。」



・・・



「行ってこい。柳沼高校に。」



「え?」



「ここからは、
あくまでお前の単独行動だ。
いいな。」



水谷は言葉を失った。




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