PsychoCabala〜第7の男〜
村上帯斗
7月。
梅雨も明け、夏休みも間近。
部室では、
リカ、アキ、そして、
佐和田霧子の3人が
夏休みの合宿旅行について話合っていた。
「本当にいいの?私も参加して、
テコンドー部じゃ無いのに。」
霧子はあの一件の事件以来、
すっかりテコンドー部の顔馴染みになっていた。
「いいの!いいの!せっかくだから楽しまなくちゃ!」
何も考えず話す
リカの楽天ぶりは相変わらずだった。
その横で冷静に電卓をたたく五十嵐アキが言った。
「この予算だと、丁度1人分部費が足りないわね。」
3人は黒板の前で
こちらを見ている二人組に視線を送った。
主将の荒俣リカ。
副主将の五十嵐アキ。
学園のマドンナ佐和田霧子。
園内でも可愛くて有名な、
しかも、ナイスバディを持った3人と同じ部室にいる。
『ヤス次郎コンビ』は黒板の前で有頂天になり
気持ち悪い笑顔をかもし出していた。
そんなヤス次郎コンビを見て
美女3人は思った。
置いていくなら、
この二人のどちらかだな。
その三人の視線に気付いた
ヤス次郎コンビは
「おい。俺たちの事みてるぞ。」
と視線を意識し、
前髪をかきあげ、精一杯の笑顔をしていた。
しかし、
この二人の不運は相変わらずで
顔を向けた先には
村上帯斗が立っていた。
梅雨も明け、夏休みも間近。
部室では、
リカ、アキ、そして、
佐和田霧子の3人が
夏休みの合宿旅行について話合っていた。
「本当にいいの?私も参加して、
テコンドー部じゃ無いのに。」
霧子はあの一件の事件以来、
すっかりテコンドー部の顔馴染みになっていた。
「いいの!いいの!せっかくだから楽しまなくちゃ!」
何も考えず話す
リカの楽天ぶりは相変わらずだった。
その横で冷静に電卓をたたく五十嵐アキが言った。
「この予算だと、丁度1人分部費が足りないわね。」
3人は黒板の前で
こちらを見ている二人組に視線を送った。
主将の荒俣リカ。
副主将の五十嵐アキ。
学園のマドンナ佐和田霧子。
園内でも可愛くて有名な、
しかも、ナイスバディを持った3人と同じ部室にいる。
『ヤス次郎コンビ』は黒板の前で有頂天になり
気持ち悪い笑顔をかもし出していた。
そんなヤス次郎コンビを見て
美女3人は思った。
置いていくなら、
この二人のどちらかだな。
その三人の視線に気付いた
ヤス次郎コンビは
「おい。俺たちの事みてるぞ。」
と視線を意識し、
前髪をかきあげ、精一杯の笑顔をしていた。
しかし、
この二人の不運は相変わらずで
顔を向けた先には
村上帯斗が立っていた。