恋するキモチ
昼休みが終わって
わたしは
一通のメールを出した。
「きりつ」
日直の掛け声に、ごそごそと立ち上がるクラスメイト。
わたしも立ち上がり、メールを送った相手を見つめる。
ポケットの携帯が揺れ、慌てている徹平。
そう、わたしは徹平にメールを送ったんだ。
真っすぐには言えないから。
でも、わたしも前に進みたいから。
「れい」
ガタガタと座り始める。
徹平は座りながら、そーっとポケットから携帯を取出し、中を確認する。
ドキドキ ドキドキ
メールを見る徹平の顔を、少しうつむいて、わからないようにして見つめる。
読み終わった徹平が、こっちを見る。
目が合う。
次の瞬間、徹平は机の下で小さくVサインを出した。
よかったぁ…。
わたしは
一通のメールを出した。
「きりつ」
日直の掛け声に、ごそごそと立ち上がるクラスメイト。
わたしも立ち上がり、メールを送った相手を見つめる。
ポケットの携帯が揺れ、慌てている徹平。
そう、わたしは徹平にメールを送ったんだ。
真っすぐには言えないから。
でも、わたしも前に進みたいから。
「れい」
ガタガタと座り始める。
徹平は座りながら、そーっとポケットから携帯を取出し、中を確認する。
ドキドキ ドキドキ
メールを見る徹平の顔を、少しうつむいて、わからないようにして見つめる。
読み終わった徹平が、こっちを見る。
目が合う。
次の瞬間、徹平は机の下で小さくVサインを出した。
よかったぁ…。