恋するキモチ
「いいかげん、教室戻りなさいって…」
今日もまた、弁当を取りに来た徹平は、教科控え室で七瀬の作った弁当を広げ食べていこうとする。
そんな徹平の様子を見て、七瀬はほとほとあきれていた。
「意外にココ落ち着くんですよ」
勝手に落ち着くなよ。
「あのさ、周りの目とか考えないの」
「周りの目?」
「だから、女教師と男子生徒が二人でご飯食べてたら、誤解されるでしょ」
この子は、ここまで言わないとわからないのか…。
「そーなんですか?」
「そーなんです!」
効き目なし。
よく言えば、純でかわいい。
悪く言えば、おばかで鈍感。
私の中では後者の方が強いかな。
今日もまた、弁当を取りに来た徹平は、教科控え室で七瀬の作った弁当を広げ食べていこうとする。
そんな徹平の様子を見て、七瀬はほとほとあきれていた。
「意外にココ落ち着くんですよ」
勝手に落ち着くなよ。
「あのさ、周りの目とか考えないの」
「周りの目?」
「だから、女教師と男子生徒が二人でご飯食べてたら、誤解されるでしょ」
この子は、ここまで言わないとわからないのか…。
「そーなんですか?」
「そーなんです!」
効き目なし。
よく言えば、純でかわいい。
悪く言えば、おばかで鈍感。
私の中では後者の方が強いかな。