恋するキモチ
松坂先生に
避けられている
私はといえば
徹平くんを
避けている。
教科控え室での
昼食を避け、
第二理科室で
お弁当を食べている毎日。
もしかしたら
松坂先生の香りが
残っているかもしれないと選んだ教室だったけど、
現実は
薬品の匂いしか
しなくて。
でも
いいんだ
ここなら
誰も来ないから
彼は
ストレートに
直球を
投げてくるから
私は
受け止められなくて
きっと
逃げてたんだね
避けられている
私はといえば
徹平くんを
避けている。
教科控え室での
昼食を避け、
第二理科室で
お弁当を食べている毎日。
もしかしたら
松坂先生の香りが
残っているかもしれないと選んだ教室だったけど、
現実は
薬品の匂いしか
しなくて。
でも
いいんだ
ここなら
誰も来ないから
彼は
ストレートに
直球を
投げてくるから
私は
受け止められなくて
きっと
逃げてたんだね