恋するキモチ
「あのさっ、徹平」
「何?」
相変わらず徹平の瞳は丸っこい。

「もしさ、わたしが徹平のこと、好きだって言ったらどうする?」
ちゃかしてしまうわたしがいる。


シーン


まずいっ
徹平
何にも言ってくれない


どうしよう

どうしよう

ドキドキドキ…

心臓の音が痛い



「俺も、明梨のこと、好きだよ」

ドキンッ
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