恋するキモチ
「そんなさ、焦らなくたっていいじゃん」
たて続けに、俺はしゃべる。
「好きでもない子と付き合う気ないもん。しかたないだろ」
「好きになるかもしれないじゃん」
篤朗も反論する。
「だから、そうゆうのが嫌なの。好きになってもらったからって、好きになるっていうのが。俺も好きになって、相手も好きだったっていう感じが、いいわけ…」
「お前って、乙女チックなやつだな」
はあ?
乙女?俺が?
「それに、俺、今恋愛してる余裕ないんだって。陸上がんばりたいし、仲間との時間も大切にしたいし、今の生活に満足だからさ」
「まあさ、徹平の好きにすればいいさ。俺はお前がホモじゃないって知ってるから」
好きにするよ。
でも、ホモって、誰か噂を消してくれ。
たて続けに、俺はしゃべる。
「好きでもない子と付き合う気ないもん。しかたないだろ」
「好きになるかもしれないじゃん」
篤朗も反論する。
「だから、そうゆうのが嫌なの。好きになってもらったからって、好きになるっていうのが。俺も好きになって、相手も好きだったっていう感じが、いいわけ…」
「お前って、乙女チックなやつだな」
はあ?
乙女?俺が?
「それに、俺、今恋愛してる余裕ないんだって。陸上がんばりたいし、仲間との時間も大切にしたいし、今の生活に満足だからさ」
「まあさ、徹平の好きにすればいいさ。俺はお前がホモじゃないって知ってるから」
好きにするよ。
でも、ホモって、誰か噂を消してくれ。