恋するキモチ
「先生、俺、追試よりタイムの方が気になるんですけど、今度フォーム見てもらえます?」
七瀬先生は高校時代、長距離選手だったらしい。
「はあ?」
七瀬先生のあきれた顔。
「徹平くん、そうゆうことは追試受かってからにしてくれる?」
七瀬先生が腕を組み直す。
「これでも、私、教師だから、きみ達生徒に勉強してもらわないと困るんだよね。何回も追試受けられる身にもなってよ」
「まっ正直、誰が追試を受けようが、私には関係ないんだけど」
「ははは…。はい」
七瀬先生ってわかんない。
どっちなの?
勉強してもらわないと困るって言っといて、
関係ないって?
普通、教師がそんなこと言わないでしょ。
やっぱり、変わってる。
七瀬先生は高校時代、長距離選手だったらしい。
「はあ?」
七瀬先生のあきれた顔。
「徹平くん、そうゆうことは追試受かってからにしてくれる?」
七瀬先生が腕を組み直す。
「これでも、私、教師だから、きみ達生徒に勉強してもらわないと困るんだよね。何回も追試受けられる身にもなってよ」
「まっ正直、誰が追試を受けようが、私には関係ないんだけど」
「ははは…。はい」
七瀬先生ってわかんない。
どっちなの?
勉強してもらわないと困るって言っといて、
関係ないって?
普通、教師がそんなこと言わないでしょ。
やっぱり、変わってる。