恋するキモチ
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あれは、わたしが中学3年になったある日。

家の前にできたアパートに、同じく中学3年の男の子が越してきた。



そして、お父さんと息子が我が家にあいさつに来た。



その時、わたしは、自分の部屋から聞き耳をたてて、その話を聞いていたっけ。

もちろん、徹平のことは知らずに。


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