一球に込める想い
その日は各コート四回戦まで終わった。
そして、今日でレギュラー落ちの決まった人もいれば、明日勝ち続ければレギュラー決定者もいた。
「今日の部活はここまでだ!疲れているだろうから、今日は家でゆっくり休むように。だが、明日の練習の遅刻は許さん!!では、解散!!」
「ありがとうございました!」
志貴の部活終了の言葉で、皆それぞれ帰り始めた。
女子のほうもほぼ同時に終わったらしく、校門で男女が混ざる。
「おーい、志貴!」
そう言って、少し離れた所から引きとめるのは安積だ。
安積は志貴に追いつくと、肩にかけていたラケットケースをかけ直して二人で並んで歩く。
そして、今日でレギュラー落ちの決まった人もいれば、明日勝ち続ければレギュラー決定者もいた。
「今日の部活はここまでだ!疲れているだろうから、今日は家でゆっくり休むように。だが、明日の練習の遅刻は許さん!!では、解散!!」
「ありがとうございました!」
志貴の部活終了の言葉で、皆それぞれ帰り始めた。
女子のほうもほぼ同時に終わったらしく、校門で男女が混ざる。
「おーい、志貴!」
そう言って、少し離れた所から引きとめるのは安積だ。
安積は志貴に追いつくと、肩にかけていたラケットケースをかけ直して二人で並んで歩く。