HANABI
練習しても、息ピッタリ。

「もう、確実一位だよね!!」


自信満々でハイタッチをしていたら、急にマミが遠くを見つめた。

マミの目線の先にいたのは、………旭。

のとなりの、カイト。



「カイトね、リレー出るんだって。第一走者だよ」




旭…はアンカーだっけ。

「そうなんだ。応援しないとね」


『まもなく、午後の部がスタートします。二人三脚に出場する生徒は、入場門に集まってください』
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