相思相愛


…あッ!
そうだ!!


桐生さんだ!



でも、あんな感じで桐生さんどっかに行っちゃったし

どうしよ…


やっぱり、あのこと言おうかな




潤は、俺の表情で何かを察したようで

「どうかした?」



俺の引き籠もりの理由を知って俺から離れていかなかったのは、潤だけ。

あとの人は、離れて行ってしまった…




でも、心配かけたくないから…
今まで散々迷惑かけてきたから、潤には心配してほしくないから黙っておくよ。


「ん?何にもないよ
ってか、もぅ遅いんだから家に帰った方がいいんじゃない?家の人も心配するだろうし!」





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