相思相愛


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ここは、恭平の仕事場。
いわゆる社長室だ。


ここに来るまで俺は、何度も驚いた。



まず始めに、秘書が車で迎えに来る。
しかもそれが海外の高級車。

ビルだって、有名なところだった。


改めて恭平は、すごい人だと思い知らされた。




「梓は、ここにいてくれ。俺は今から会議だからな。」

部屋に着くなり恭平にそう言われた。


「うん、ここで待ってる!」

やっぱり社長は、忙しいんだ。
大変だな─。




そして、恭平が社長室から出て行った。

う─ん、暇だなぁ…
だってすることないし。


よし!!!
探検しに行こう!







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