相思相愛


梓は、モデルの仕事が終ったので家に帰ることにした。

そして、恭平は梓の約束通り同じベッドに寝た。


ベッドに入った恭平は、梓があまりにも無防備に寝るものだから、襲ってしまわないか格闘していたのだった。









*********


梓はいつものように、携帯のアラームで起きた。


しかし、携帯の画面を見るとメールが20件も来ていた。

不審に思いメールボックスをひらくと、そこには驚愕する内容があった。




"君のことが好きでたまらない
どうして、他の男と一緒に住んでいるんだろうね??
梓は僕のものなのに。
好きだ。好きだ..."



これ以上、読むのが怖くなり俺はすぐにこのメールを削除した。

けど、他のメールもさっきの内容ばかりだった。


差出人は不明で、誰か分からなかった。



「なんなんだよ」




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