聖花学園~花よ咲き誇れ~2
「小都子ちゃんはフラワーとして写真部に何度も撮られているから撮影慣れしている。容姿だって保障済みだ。そこら辺のシロウトと小都子ちゃんだったら小都子ちゃんを選ぶのは当然だと思わないかい?」
「うぐっ」
翔子先輩の言葉に、流依はぐうの音も出なくなった。
確かに翔子先輩の言うとおりなんだけど……。
「でもわたしプロじゃないし……」
「そんなことは分かってる! でも君なら大丈夫だ! 俺のカメラマンとしての直感がそう告げている!」
「お願いだよ小都子ちゃん!」
渋るわたしに、二人は切羽詰った様子で頼み込んでくる。
その必死な様子に、わたしは折れてしまった。
「わ……分かりました……」
「うぐっ」
翔子先輩の言葉に、流依はぐうの音も出なくなった。
確かに翔子先輩の言うとおりなんだけど……。
「でもわたしプロじゃないし……」
「そんなことは分かってる! でも君なら大丈夫だ! 俺のカメラマンとしての直感がそう告げている!」
「お願いだよ小都子ちゃん!」
渋るわたしに、二人は切羽詰った様子で頼み込んでくる。
その必死な様子に、わたしは折れてしまった。
「わ……分かりました……」