お嬢様の憂鬱【下】



「あたしは…」


本当の名前を言おうか迷った


前のあたしなら、お姉ちゃんの名前のなるを名乗っていたから


迷っていると、稜は


「あ、家についた。


名前はまた後でね」



そういって、家のドアを開け始めた



彼の家はまさに金持ち。


といわんばかりの家だった



ここは城なのだろうか…と思うくらい大きな家だった



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