とこしえの夏
「ついてない」

「じゃあ付き合お!」

「いいよ」

「!! 本当にいいのか?」

「だめなの?」

「いいや」

「ならいいじゃない」

軽いノリで言ったつもりが まさか本当に

付き合えるとは思ってもいなかった

でも僕自身は 本当に嬉しかった

だってもしあの時 付き合っていなかった

ら僕の心の中は空っぽのままだったかもし

れない

それに 君に出逢ったときから僕は君に恋

をしていた

自分でも気づかないような恋心をカナにい

だいていた
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