愛と青春と追憶の みどる。
私は、必ず、毎回、
100点
でした。
万が一、一問だけでも、
アクセントを打つ点の位置を
間違うのならば、
万が一、
99点を取ってしまったならば、
それは即ち、
自身の破滅、
生命の終焉、
自身の死、
を、意味していました。
これは、すなわち、
ナマズ師匠からの挑戦に対する
私の壮絶なる戦いの決意のみどると、
悲壮なる覚悟のみどると、
乙女たる、誓いのみどるなのでした。
つまり、
師匠カール・ゴッチからの、
決然たる挑戦に対峙した、
当時、若き青年たる
アントニオ猪木
(本名:猪木寛至)
の、
壮絶なる決意の延髄切りと、
全く、同じなのでした。