Fーblood

      西暦2200年

愚者の道楽として始まった国内戦争。

そのために開発された改造人間と遺伝子型機械化人間。

2つは愚者にとったら、道楽を楽しむためのただの道具にすぎなかった。

両方とも政府によって開発されたが、改造人間の方がより優れたため遺伝子型機械化人間の開発は途中で廃止された。

しかし、改造人間には問題点が一つだけあった。

それは、成長し続けること。

ベースは普通の人間が、筋肉も、骨も、脳も、内臓も、すべてが成長し続けてしまうと確実に自滅してしまうことだった。

最後まで解決できなかったのはこの問題だった。

それでも、形を成長させることなく性質だけを成長させることが出来るように改良することに成功。

そして、地獄が始まった。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop