GPR
僕は何処にも寄り道もせずただタダ突っ走った…

パタン…
(あら宗太郎お帰りなさい。)
『お母様…僕欲しい物があります。』

(あらッ宗太郎が欲しい物ねだるなんて… 一体なんなの?身に着くものなんでしょうね)

『はい英語の勉強が出来るゲーム感覚の教材なんです。』

(そぉ…それならいいんだけど…でっ
いくらなの?)

『新しく出たらしいのですが…
1万円ですよ…』

(はいお金英語のお勉強ちゃんとなさいねパパには内緒よ)

『お母様ありがとうございます』

パタン…

やったあ…☆初めて嘘を着いちゃったヨ
まだ胸がドキドキする。

僕はマタ突っ走ってあのお店へ急いだ…

『あ…マダあった☆よかったっ…』

『あ…あの…すみませんコレください。』
(一万になります。)

なんかこの人怖いなあ…暗いって言うか
あ…お金お金…

(ありがとうございました。)
僕は怖いのと早くゲームがしたくって
家まで突っ走った…

パタン…

(ヨ-しやるゾ!!今回も僕の手に掛かればすぐ全クリだっ)

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