Go against story
「ほんまか!?それっ?じゃあ…鉄馬はもぅ…。」
青ざめたタカをなだめるように
「大丈夫や、鉄馬を直す方法はあんねん。」
とシンは言った。タカはホッとしたが、シンがまだ深刻な顔をしているので
「そんなに難しいんか…?直すの?」
と恐る恐る聞いた。
「直すのは正直無理や。あの石が使えんからな。でも…新しく別の石を取り付けたら大丈夫やねん…。」
そう言って黙ったシンに怒鳴るように返すタカ
「シン!お前も知ってるやろ?あの石は…あの石はオレの両親の形見やって!そう簡単に手に入れられる物じゃない!」
「んなこたぁ、百も承知やがな!でもこうなった以上、しゃーないやろっ!」
シンも感情的になる。その様子を見ていたノゥンは冷静にシンに尋ねた。
「シンが僕に話したって事は、僕に何かして欲しかったからじゃない?それに、シンはもう別の石の場所をわかってるんじゃないの?」
シンは少し沈黙した後、喋り始めた。
「ノゥン、お前のゆう通りや。石のありかはわかってる。でもそこに行くには鉄馬じゃないと無理や。やからノゥンには鉄馬を魔法で浮かして欲しいねん。」
タカも黙って話しを聞いていた。
「わかった。それくらい手伝わせて欲しい。で、一体その石のありかは?」
ノゥンの問い掛けにまた少し黙ったシンだったが、タカの目を見つめて言った。
「海賊“スプリング”の船長が持ってるんや。」
「スプリング!?あんな海賊やったら楽勝やないか!」
タマは思わず立ち上がった。
「確かに闘うだけなら…楽勝や。ややこしいのがアイツらの逃げ足の早さやねん。アイツらは自分が危なくなったら船をも平気で捨てるんや。…しかも石は船長の首にかかってるねん。」
ここまで聞いたタカは力の抜けたように座り込んだ。
が、それでも拳を握りしめ、シンとノゥンを見つめながら
「それでも…鉄馬はオレの相棒や!シン!ノゥン!頼む!力を貸してくれっ!」
頭を下げるタカに、ようやく笑顔を見せたシンが小突きながら、
「俺も相棒やって事、忘れんなよっ」
と言った。
ノゥンもタカの背中を叩くと
「僕も鉄馬の走る姿をもっとみたいです。」
3人は少し笑うと拳を合わせた
「鉄馬の為に!」
青ざめたタカをなだめるように
「大丈夫や、鉄馬を直す方法はあんねん。」
とシンは言った。タカはホッとしたが、シンがまだ深刻な顔をしているので
「そんなに難しいんか…?直すの?」
と恐る恐る聞いた。
「直すのは正直無理や。あの石が使えんからな。でも…新しく別の石を取り付けたら大丈夫やねん…。」
そう言って黙ったシンに怒鳴るように返すタカ
「シン!お前も知ってるやろ?あの石は…あの石はオレの両親の形見やって!そう簡単に手に入れられる物じゃない!」
「んなこたぁ、百も承知やがな!でもこうなった以上、しゃーないやろっ!」
シンも感情的になる。その様子を見ていたノゥンは冷静にシンに尋ねた。
「シンが僕に話したって事は、僕に何かして欲しかったからじゃない?それに、シンはもう別の石の場所をわかってるんじゃないの?」
シンは少し沈黙した後、喋り始めた。
「ノゥン、お前のゆう通りや。石のありかはわかってる。でもそこに行くには鉄馬じゃないと無理や。やからノゥンには鉄馬を魔法で浮かして欲しいねん。」
タカも黙って話しを聞いていた。
「わかった。それくらい手伝わせて欲しい。で、一体その石のありかは?」
ノゥンの問い掛けにまた少し黙ったシンだったが、タカの目を見つめて言った。
「海賊“スプリング”の船長が持ってるんや。」
「スプリング!?あんな海賊やったら楽勝やないか!」
タマは思わず立ち上がった。
「確かに闘うだけなら…楽勝や。ややこしいのがアイツらの逃げ足の早さやねん。アイツらは自分が危なくなったら船をも平気で捨てるんや。…しかも石は船長の首にかかってるねん。」
ここまで聞いたタカは力の抜けたように座り込んだ。
が、それでも拳を握りしめ、シンとノゥンを見つめながら
「それでも…鉄馬はオレの相棒や!シン!ノゥン!頼む!力を貸してくれっ!」
頭を下げるタカに、ようやく笑顔を見せたシンが小突きながら、
「俺も相棒やって事、忘れんなよっ」
と言った。
ノゥンもタカの背中を叩くと
「僕も鉄馬の走る姿をもっとみたいです。」
3人は少し笑うと拳を合わせた
「鉄馬の為に!」