星の海
☆★☆★☆★☆★
「あ!おばあちゃんちだ!!よね?」
木々の間からおばあ
ちゃんちと思われる
家が見えた。
「ああ。翼んちだ」
「え??翼?誰??え!?
あれおばあちゃんち
じゃないの??」
「あ、ああ!お前翼
知らないのか??
ああ。ばっちゃんちだ」
「え!?翼って誰??」
「いや、なんでもない」
「はぁ?意味わからないよ」
「いや、わからない
方がいいと思うぞ?」
「は??」
悠真が意味不明な
ことを言ってる間に
家の前についた。
ガラッ
「ばっちゃん〜」
シーン
「ありゃりゃいないな」
「えー何でー??」
「うーん…。畑か。
俺ちょっと行ってくる……」
「待てい!!あたしを
置いていくなぁ!!」
「ええー。あんまり
動かすとダメだと思う
けど…。行くか?一緒に」
「行く!!」
またこんな所で一人で
待つなんて嫌すぎる。
「ホラ、じゃあ乗れよ」
悠真が背中を向けて
しゃがんでいた。
またおぶってくれる
らしい。優しい〜。
「あ、ありがとう」
「お姉ちゃ〜〜〜ん!!」