生徒に恋をした先生!?
俺は彼女を抱き寄せて。

「心配するな。俺は
杉本を守ってやるから。」

「先生ありがとう。
私は先生に守って貰って
ばかりだね。」

「いいんだ。けど俺は
杉本に癒されている。」

「先生する?」と
俺は杉本の膝枕に頭を
乗せていつもみたいに俺の
頭を撫でてくれた。

「進さんって直ぐに議員に
なるつもりなの?」

「いいや。杉本の兄さん
みたいに秘書になっている
議員になるのはもう少し先。」

「進さんと兄さんが一緒に
議員になって父みたいに
なるのかな?」

「ああ。なるかもな。」

「先生。進さんの事
助けてあげて欲しいんだ。
千春さんの事を。」を
杉本に言われるとは
思わなかった。
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