生徒に恋をした先生!?
「先生はどうだったの?
受験の日は?」と

俺は杉本の家に来ていて
膝枕で話をしていた。

「俺か?俺は意外と緊張して
書くだけで精一杯だった。

けど受かる自信は無かった。
落ちたと思っていたからな。」

「先生って意外な答えが
帰ってきたね。

もっと自信があったと言うと
思っていたからね。」

「俺も人間だぞ。
けど一番緊張するのはもっと
先のことだろうな。」

「先の事?」

「いや。何も無い。」と
俺は起き上がって杉本に
キスをした。
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