生徒に恋をした先生!?
部屋に戻ると杉本が
先に戻っていた。

浴衣姿なのに何故か
ドキドキが止まらない。

「先生。早かったね。」

「ああ。外歩かないか?」
と杉本の手を握って町を
歩いていると。

ひらりと雪が舞い落ちてきた。

「寒くないか?あれだったら
部屋に戻るか?」

「うんん。先生が寒くなかったら
もう少し歩きたい。」
と俺達は歩き出した。

「先生。ありがとうね。
私も何だかスッキリした。
心から進さんと千春さんを
応援したいと思った。

正直ここに来るまで絵梨たちに
言っていたんだ。
応援したいって。

けどね何処かで自分がする事に
疑問も感じたよ。

けど今日でスッキリした。」
と杉本の顔には笑顔があった。


< 221 / 249 >

この作品をシェア

pagetop